好きな絵本

みなさんは、子どもの頃大好きだった絵本を覚えていますか?

私は、何冊か好きだった絵本がありますが、中でも「そらいろのたね」という絵本が大好きでした。

ゆうじという男の子がきつねと交換した種を植えると、小さなおうちが生えてきて〜というお話ですが、家が大きくなっていくことにワクワクしたり、大きな家に動物達や子ども達がどんどんやってくると自分もその家に入りたいなあと考えたり、様々な事を考えながら、お話を楽しんだ事を思い出します。
欲張りなきつねが、みんなを追い出して家を独り占めした途端に家が壊れてしまうと、意地悪をしたからそうなったんだ、みんなと仲良くしないといけないなと思った事を覚えています。

絵本は、知識や好奇心といった知的な面を育てるだけでなく、子どもの心を豊かにし、想像力を高め、登場人物の物の見方や感じ方から、人の気持ちを考えたり、正しい事をする大切さを知るなど、情操面においても優れています。

いい絵本に出会う機会を是非作ってあげて頂きたいと思います。
小さい頃から、本や物語の楽しさを知っていれば、将来必ず自分で本を読むようになります。

まずは、ご自分が大好きだった絵本を読んであげて下さい。
お子さんと一緒に読む事で、ご自分の小さかったときの気持ちが蘇り、いろいろなことを思い出すかもしれません。
その時に、「ママが小さかった時はね・・」など、いろいろなお話をしてあげて下さい。

寝る前のひと時、お子さんとの時間を大切に過ごすためにも、絵本の読み聞かせは大切なのではないでしょうか?

2020年04月19日