折り紙

折り紙は、日本の伝統的な遊びです。

一枚の紙が、様々な折り方でいろいろな物になるので、とても面白いですね。

折り紙は、線や角に合わせて折ったり、指先を使うことが多いので、小さいお子さんには少し難しいと思います。

しかし、何度もやっていくうちに、コツを覚え、指もだんだん動くようになっていきます。
ですから、初めは角を少し折らせたり、自由に折ったり曲げたり、丸めたりして遊ばせてあげましょう。

お子さんが遊びながら折った形を何かに見立てて、色を塗ったり少し手を加えていくと、より楽しくなると思います。

又、お母様がチューリップを折り、他の折り紙を半分に切ったものを使って、丸めて茎や葉っぱを作り、それをチューリップにつけたら、お子さんは大喜びして自分も作りたくなると思います。

折り紙は、手先をたくさん使い、折ったり、ひっくり返したり、とても高度な遊びです。
折り方を覚えていく過程でとても頭も使います。
頭で覚えたり、考えたりしながら、指先も使っていかなければなりません。

ですから、お子さんの発達を考えて折るものを選ぶ事が大切です。

まずは、簡単なものからお子さんと一緒にやってみましょう。
できた作品は、白い紙に貼って絵を描いて楽しんでもいいですね。

椅子や机、ピアノなどの家具や、やっこさんを作って、空き箱で作ったお家の中に置いて遊んだり、お花を作って窓に飾ったり、いろいろな楽しみ方ができると思います。

二枚の紙で手裏剣を作って、忍者ごっこをするのも楽しいです。
とても色が綺麗なので、色の組み合わせを考えて作るのもいいですね。
手裏剣は、年長さんくらいになるとできる子もいるでしょう。
機会があれば、お子さんと一緒に作ってみて下さい。

折り紙がない時は、お家にある新聞やチラシ、包装紙などを三角に折って切ると、正方形になるので、折り紙が作れます。

チラシを使って、紙飛行機も作れます。
どんな折り方をしたら、たくさん飛ぶか、競争しても良いですね。
お父様は、小さい時に作った事があるかもしれません。
お子さんと一緒に遊んであげて下さい。

2020年05月16日