ゲームを作ってみよう

すごろくやかるた、カードゲームなどをお子さんと作ったことはありますか?

かるたはお正月などによくやりますが、文字に興味が出てきたら、親子で一緒に楽しく作って遊ぶのもいいものです。
まずは、お子さんの名前のつく字から始めてもいいですね。

札を作るのはできるだけ丈夫な紙がいいでしょう。
お子さんは、大きくなるまで大切にしてくれると思います。
空き箱をバラして、適当な大きさに切ったり、身近にある材料で工夫して作ってみましょう。

「あ」でしたら、「あ」のつく文字で好きな食べ物は?などお子さんと自由に考えていきます。
例えば、アイスクリームにしたら、絵札にマジックで絵を描いていきます。
お子さんに描いてもらっても、大人が描いてもいいです。
絵が難しければ、図鑑や絵本などを見ながら描いていきましょう。
描いたら、クレヨンなどで色を塗るとさらに素敵になります。

次は、読み札です。
描いた絵に基づいて「あ」から始まる簡単な文章を考えましょう。
「アイスクリームだいすき」など、自由に考えさせ、お子さんが思いついたら、「いいね!そうしよう!」とお子さんの考えを認め、次の文字も頑張って考えようと思うように褒めてあげて下さい。

文字は、全て平仮名で大きく書いていきます。
大人が書いてもお子さんが書いても構いません。
お子さんが書く際は、間違ったり、鏡文字になるかもしれませんが、正しい書き順や書き方を無理に指導する必要はありません。
せっかく楽しく作っているのですから、それはまた違う機会にしていきましょう。
字がまだ読めないお子さんもそのカルタで何度も遊ぶうちに自然に覚えていきます。
何枚かでき上がったら、実際に遊んでみましょう。
初めは、ゆっくり読んであげ、お子さんにとらせてあげましょう。
交代で読んだり、いろいろな遊び方を楽しんで下さい。

年長さんくらいになると、文字にも大分興味が出てくるので、遊びながら文字に触れたり、文章を考えるいい機会にもなります。

すごろくは、少し大きい紙を用意して、スタートからゴールまでのマスと道を書いていきます。
そして、「一回休み」や「ゴリラの顔をする」など色々な面白いことをお子さんと考えて書いていきます。
その中に体を動かすものや、歌を歌うなど様々なジャンルのものを入れていくと一層楽しくなるでしょう。
作っていく過程では、少し時間がかかりますが、それもとても楽しい時間ですね。
一緒に遊ぶことでまた楽しさが倍増するでしょう。
完成したら、家族みんなでやってみましょう。

是非、お子さんと一緒に楽しく作ってみませんか?

2020年05月04日