一緒に作って食べよう

もうすぐ「こどもの日」ですね。

日本には、昔から大切にしている様々な行事があります。
行事は、日本人の文化や生活、考え方を伝えるものでもあります。

「子どもの日」にむけて、男の子のいらっしゃるご家庭では、五月人形や鯉のぼりを飾っていらっしゃることでしょう。

お子さんと一緒に是非鯉のぼりや兜などを作ってみて下さい。
新聞紙で兜を作り、親子で被ったりしても楽しいですね。

家族でお祝いをする時に、お子さんと一緒にお料理を作るのも楽しいものです。
ミートローフは、行事ごとに形を変えて作ることができ、簡単でご馳走になるので我が家ではよく作りました。

玉ねぎのみじん切りは大人が切りますが、お子さんにパンを小さくちぎってもらい、牛乳、卵、ひき肉と玉ねぎをボールに入れ、手で一緒に混ぜていきます。
「美味しくなるようによく混ぜようね」とお子さんと一緒に全体が柔らかくなるまで混ぜましょう。
お子さんは小さな手で一生懸命頑張ってくれるでしょう。
アレルギーのある場合は、材料を変えて作ると良いですね。

お好みの調味料を入れたら、お子さんと鯉のぼりの形(こどもの日)やクリスマスツリー(クリスマス)菱餅(ひな祭り)など、その行事に合わせた形を作り、オーブンなどで焼いていきます。
大きさも一人ずつ食べられるように小さくしても、みんなで切りながら食べられるように大きいものにしても良いでしょう。

焼き上がったら、野菜で飾り付けをしてお皿に出せば素敵なご馳走になります。
ソースはお好みですが、お子さんにトマトケチャップとソースを混ぜてもらえば美味しいソースが簡単にできます。

お子さんは自分で作ったお料理なので、とても喜んで食べるでしょう。
自分で作ったものを、家族が喜んで食べてくれたことで自信にもなると思います。
家族で過ごした行事や食事の時間は、大きくなっても覚えているものです。
物ではない心に残る大切な思い出を、お子さんに残してあげて下さい。

お母さまも一人で作った方が早くできると思いますが、時にはお子さんと一緒にお料理を作る楽しさも感じて頂ければと思います。

楽しい「こどもの日」をお過ごし下さい。

2020年04月29日